研究課題/領域番号 |
18K07475
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 (2023) 埼玉医科大学 (2019-2022) 北里大学 (2018) |
研究代表者 |
木村 琢磨 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, ジョイントリサーチ講座教授 (50722154)
|
研究分担者 |
野村 恭子 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (40365987)
石川 ひろの 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40384846)
千葉 宏毅 北里大学, 医学部, 講師 (90713587)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 在宅医療 / コミュニケーション / 訪問診療 / 医療コミュニケーション / RIAS / 看取り / 医師患者関係 / 家族 |
研究成果の概要 |
在宅医療において、患者-同席者-医師-医師以外の専門職(看護師、ケアマネジャーなど)でなされるコミュニケーションの内容を明らかにすることを目的とした。実際の訪問診療中の会話(全国9施設、55例)をICレコーダーで録音し、データを分析した。 分析の結果、在宅医療では、二人目の付き添い者の医療コミュニケーションにおける役割は情報提供、患者に対して促進的な役割など、一人目の付き添い者とほぼ同様であることが明らかになった。また、在宅医療におけるコミュニケーションの特徴として、診療中に不在の専門職、不在の家族に関する話題が重要で、多職種の連携に活かされていることが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義として、医療における会話の内容を分析する国際的な標準的ツールであるThe Roter Interaction Analysis System(RIAS) で分類した点がある。また、今回、在宅医療に適するコード(分類法)を開発した。 社会的意義として、医師は在宅医療において、一人目の付き添い者に加えて、二人目の付き添い者にも注意を払うべきであることが明らかになった。また、在宅医療における多職種連携を推進する上で、医師は、患者、付き添い者、様々な専門職からの診療に不在の専門職からの情報に留意すべきであることが明らかになった。
|