研究課題/領域番号 |
18K07585
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
栗林 理人 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (80261436)
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研究分担者 |
斉藤 まなぶ 弘前大学, 医学研究科, 准教授 (40568846)
足立 匡基 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (50637329)
安田 小響 弘前大学, 医学研究科, 特任助手 (50743465)
高橋 芳雄 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (70760891)
中村 和彦 弘前大学, 医学研究科, 教授 (80263911)
大里 絢子 弘前大学, 医学研究科, 助教 (80597162)
新川 広樹 弘前大学, 医学研究科, 特任助教 (10848295)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ADHD / 大人のADHD / CAADID / CAARS / 合併症 / 疫学研究 |
研究成果の概要 |
大人のADHDは、大人がストレス要因の多い環境下で、生活、仕事上の障害があらわれ、大人のADHDと診断されると考えた。対象はAdult ADHD Self Report Scale-Screener が得点合計4点以上で大人のADHDの疑いあり面接ができた41名である。彼らをCAADID日本語版を用いてDSM-5にもとづき診断した。CAADIDの基準をみたさない大人のADHDは、子どもの頃は症状が目立たず、大人になってから社会不適応を起こし、ADHD症状が明らかになった症例であった。そして彼らはDSM-5の診断基準の範囲内で、新しい概念の大人のADHD群ではなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大人のADHDは大人になって急に発症するのではなく、子どもの時からADHD症状が閾値以下であったが、良好な環境によって障害に至らなかった。しかしながら大人になって、ストレス要因が多い環境となり、自己対処能力を超えADHD症状が表に現れ、生活、仕事上の障害があらわれ、大人のADHDと診断されたことが明らかになった。彼らに対して社会的な支援や医学的治療が必要である。
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