研究課題/領域番号 |
18K07655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 福島県立医科大学 (2019-2020) 秋田県立循環器・脳脊髄センター(研究所) (2018) |
研究代表者 |
高橋 規之 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (90595076)
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研究分担者 |
木下 俊文 秋田県立循環器・脳脊髄センター(研究所), 放射線医学研究部, 副病院長 (70314599)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 特発性正常圧水頭症 / コンピュータ支援診断 / DESH / CT / CT画像 / Evans Index / 脳梁角 / computed tomography / 正常圧水頭症 |
研究成果の概要 |
CT検査における特発性正常圧水頭症の診断支援システムの開発を行った.本研究では,支援システム構築のため,以下の3つの手法を開発した.①側脳室拡大指標(Evans Index),②脳梁角度自動計測法,③脳溝・くも膜下腔狭小化とシルビウス裂拡大の自動検出法.性能評価実験の結果,すべての手法で,出力値は医師による計測値や検出結果とほぼ同等となった.したがって,本診断支援システムは,特発性正常圧水頭症の診断支援に寄与できることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
特発性正常圧水頭症診断のためにCT検査を広く普及させることを目的として,CT検査における特発性正常圧水頭症(iNPH)診断支援システムを開発した.急速に高齢化が進む現在,潜在的に多くのiNPH患者が存在するため,iNPHを早期に正確に診断することが重要になっている.本研究では,iNPHに特有の3つの画像所見を検出するため,自動計測法と自動検出法を開発した.性能評価実験の結果,これらの手法は医師と同等レベルの性能を示した.
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