研究課題/領域番号 |
18K07680
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
竹内 麻由美 徳島大学, 病院, 講師 (90423417)
|
研究分担者 |
松崎 健司 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (70274222)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | MRI / 卵巣 / 高異型度漿液性癌 / 分子イメージング / 拡散強調像 / MRスペクトロスコピー / 磁化率強調像 / 個別化治療 / 卵巣癌 / 漿液性癌 / 粘液性眼 / 卵巣腫瘍 / 高解像度拡散強調像 / 磁化率強調シーケンス / APTイメージング |
研究成果の概要 |
卵巣の高異型度漿液性癌の診断において、適切な治療戦略をたてる上でのMRIを用いた分子イメージング診断法の確立を試みた。 早期症例においては局所励起法による拡散強調像を用いた高解像度分子イメージングの開発により従来の形態診断では描出困難であった小病変の検出が可能であるかどうかを検証し、進行症例においては総合的な分子イメージングのパラメータ解析による評価を行い、個別化治療戦略への有用性について検討した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高異型度漿液性癌は最も多い卵巣癌の組織亜型であり、卵管に限局する微小な上皮内癌から腹腔内に多数の播種巣を伴う進行症例まで様々な病態を呈し、遺伝子変異の発現の有無や、原発巣と転移・播種巣で治療に対する異なる反応性を示すことも知られており、疾患単位・病変単位での個別化治療戦略に向けて、分子イメージングによる検討に適する疾患と考えられる。 今回の研究成果は、予後に直結する早期発見の可能性を高めるとともに、進行症例においてはパラメータをRadiogenomicsの手法による解析に応用することで、将来的にはテーラーメイドな治療戦略をたてうる可能性が示唆された。
|