研究課題/領域番号 |
18K07741
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
岩岡 和輝 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学研究所 放射線規制科学研究部, 主幹研究員 (70466051)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 放射線被ばく / 線量評価 / 放射線防護 / 緊急被ばく |
研究成果の概要 |
放射線事故等により大気中に放射性物質が放出された場合、人は呼吸によって放射性物質を体内に取り込み被ばくする場合がある。吸入による被ばく線量は呼吸気道内に取り込まれる放射性物質の形態に大きく関係すると言われている。本研究成果は、放射性物質の形態に応じた吸入被ばく線量を計算するコードの開発を検討したものであり、吸入被ばく事故の際に正確な被ばく線量に応じた防護処置(治療、投薬など)の実施につながるものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
原子力発電所事故等により大気中に放出・拡散された放射性物質は、呼吸によって体内に取り込まれ内部被ばく(吸入被ばく)を引き起こす場合がある。そのような被ばく者に対して適切かつ迅速な処置(安定ヨウ素剤投与、代謝促進薬投与、治療など)を実施し人体への影響を最小限に抑えるためには、吸入被ばく線量を正確に評価することが重要となる。本研究で検討した吸入被ばく線量計算コードは、将来発生するかもしれない吸入被ばく事故等における精密な線量評価に資するものである。
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