研究課題/領域番号 |
18K07763
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
大隈 智尚 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 登録医 (50445029)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ラジオ波凝固 / 肺腫瘍モデル / 血管新生阻害剤 / ラジオ波凝固療法 / 免疫チェックポイント阻害剤 |
研究成果の概要 |
ラジオ波凝固療法(RFA)により壊死崩壊した腫瘍細胞内から抗腫瘍免疫を誘導する抗原が放出されることに注目し、腫瘍浸潤T細胞側のT細胞状態に結合し、さらに分子標的薬である免疫チェックポイント阻害剤により病巣全体のTリンパ球によりさらなる活性化に繋げ、肺癌の標準治療となっている各種抗癌剤に血管新生阻害剤の投与を併用することにより肺癌の局所制御と予後延長の基礎的データ蓄積することを目的とした。分子標的薬治療群、RFAと分子標的薬併用群で各群10羽の作成を目標し評価を行なったが各群の生存率には統計学的有意差なく、分子標的薬の追加投与の効果はなかった 。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
悪性腫瘍に対するラジオ波凝固療法(radiofrequency ablation:以下RFA)の問題点としては電極針の焼灼範囲に制限があり、サイズの大きな腫瘍に対しては他治療との併用の開発が必須である。本研究では肺腫瘍モデルを使用した実験で、RFAにより壊死で崩壊した腫瘍細胞内から抗腫瘍免疫を誘導する様々な抗原が放出されることに注目し、肺癌で標準治療となっている各種抗癌剤の投与を併用することにより局所制御および予後延長の基礎的なデータを蓄積した。
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