研究課題/領域番号 |
18K07800
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
増谷 聡 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (10316739)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Fontan / daily exercise / venous pressure / dysfunction / exercise test / cαpillαrory / 日常運動量 / 活動量 / 合併症 / 先天性心疾患 / 毛細血管 / 再手術 |
研究成果の概要 |
臥位運動時に心係数・静脈圧を同時計測したところ、二心室疾患と比較し、Fontan術後では、運動時に心係数を1 (L/min/m2)増加させるための静脈圧上昇コストが大きかった。そのコストはFontan術後でも一様ではなく、患者個々の相違が大きく、Fontan術後予備能の比較的簡便な指標として、今後多数例での検討が必要と考えられた。日常活動量は外来での診察・問診では把握できず、モニタリングが有用であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Fontan術後症候群・合併症が増加しており、その対策は喫緊の課題である。今後のFontan術後の個別化医療にあたり、今回の成果や方法論、特に心係数増加のための静脈圧コストは、個々の患者の比較的簡便な予備能評価法として提案され、今後の確立が期待される。また、今回の検討から、安価で市販されている万歩計でもよいので日常活動量を意識・評価し、診療に取り入れることの重要性が示唆された。
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