研究課題/領域番号 |
18K07874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
合井 久美子 山梨大学, 大学院総合研究部, 講師 (70324192)
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研究分担者 |
大城 浩子 山梨大学, 大学院総合研究部, 医学研究員 (50377537)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | NK細胞 / 小児難治性腫瘍 / TGF-β / TGF-β阻害剤 / 小児難治性固形腫瘍 / 小児悪性腫瘍 / 抗腫瘍効果 / TGF-β / さい帯血 |
研究成果の概要 |
TGF-β経路の阻害による直接的な抗腫瘍活性とNK細胞による抗腫瘍活性の増強効果について検討した。TGF-βR阻害剤の添加により、悪性ラブドイド腫瘍においては、NK細胞活性化受容体リガンドの軽度の発現増強が認められたが、直接的な抗腫瘍効果、臍帯血NK細胞による抗腫瘍効果の増強のいずれも認められなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、同種血液幹細胞移植後のNK細胞の抗腫瘍活性の増強による小児難治性固形腫瘍の治療成績の向上を目指すものであった。TGF-βは小児難治性腫瘍細胞株自体が産生しており、その経路の遮断は抗腫瘍活性とNK細胞による免疫的な抗腫瘍効果の増強をもたらす可能性が示唆されていたが、今回の研究では、少なくともin vitroではその抗腫瘍効果は明らかでなく、現段階では、TGF-β受容体阻害剤の抗腫瘍効果は限定的であると考えられた。
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