研究課題/領域番号 |
18K07885
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
野上 恵嗣 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (50326328)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 第VIII因子 / トロンビン / 第VII因子 / 第IX因子 / 凝固 / 遺伝子組み換え / 機能獲得 / 活性化第IX因子 / 結合領域 / 機能獲得型蛋白 / 血液凝固 / 活性型第IX因子 / 組織因子 / 活性型第VII因子 / 結合部位 / 高機能獲得型蛋白 / 結合様式 / 機能獲得型 / 凝固因子 |
研究成果の概要 |
血液凝固における出血と止血の両面に関与する凝固第VIII因子(FVIII)において、FVIII開裂による活性化を制御する新規トロンビン結合領域を同定し、その結合領域にfocusした高活性機能獲得型FVIII蛋白の作製に成功した。また、凝固反応初期相において、FVIII-FVIIa/組織因子(TF)機構により内因系凝固機構も同時に発動すること、その発動機序、FVIII上のFVIIa/TFの結合領域も同定した。さらに内因性FX複合体におけるFVIIIa上の新規FIXa結合領域を同定した。FVIIIa-FIXa結合にfocusした機能獲得型FVIII蛋白も作製した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血液凝固第VIII因子は出血と血栓の相反する病態に関わる重要な凝固因子であるため、今回の研究における第VIII因子に関連する機能構造および他の凝固因子との相互反応の解明が、凝固や血栓形成機序の解明と血友病A患者への新規第VIII因子治療製剤開発への応用、また第VIII因子の生体内機能を制御する抗血栓および抗凝固薬の開発に将来的に繋がり、止血血栓学の学問的発展および医療に貢献できると思われる。
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