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microRNAを標的としたNUT正中線がんの新たな治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K08164
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関旭川医科大学

研究代表者

奥村 俊介  旭川医科大学, 医学部, 助教 (10516339)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードNUT midline carcinoma / NUT carcinoma / miR-21 / microRNA / Nut midline carcinoma / miRNA
研究成果の概要

ナットミッドラインカルシノーマは、稀ではあるが悪性度が極めて高い予後不良な悪性腫瘍である。根治不可能な進行癌として発見されることが多いが、有効で確立された治療法がない。本研究ではナットミッドラインカルシノーマの新たな治療標的としてmicroRNAを解析した。我々が行なったmicroRNAの解析結果から、miR-21というmicroRNAが治療標的の候補として同定された。細胞株を使った実験でmiR-21の機能評価を行ったところ、miR-21の阻害剤がナットミッドラインカルシノーマに有効であった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、ナットミッドラインカルシノーマに対する有効な治療薬が無いが、我々が行った研究の結果、miR-21阻害剤がナットミッドラインカルシノーマに対して有効な治療薬である可能性が示された。今後、前臨床試験でこの阻害剤の効果をさらに評価することにより、予後不良な疾患であるナットミッドラインカルシノーマの新たな治療法として臨床応用できる期待がある。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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