研究課題/領域番号 |
18K08222
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
渡部 多真紀 帝京大学, 薬学部, 准教授 (40453691)
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研究分担者 |
細山田 真 帝京大学, 薬学部, 教授 (00291659)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 腎不全 / 腎毒性 / プリン代謝関連物質 / HPRT / キサンチンオキシドレダクターゼ / ウリカーゼ / ノックアウトマウス |
研究成果の概要 |
研究成果として、ヒポキサンチントランスポーター遺伝子Aをノックアウトマウス単独では尿中オキシプリン排泄の減弱は認められなかったため、A遺伝子-Xorダブルノックアウトマウスを作出した。作出したマウスはHPRT高活性Xor-KOマウスより1週長く生存し、尿中オキシプリン排泄量も半減した。また、SLC23A3がヒトの腎臓におけるヒポキサンチントランスポーターであることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国内外でHPRT高活性マウスを用いた研究はなく、他にXOR-KOマウスを生存させた報告もないことから、私たちがプリン代謝関連酵素の活性を変えることで腎障害を回避することに世界で初めて成功したことになる。慢性腎臓病における腎障害の進行因子としてプリン代謝を検討した研究はなく、腎障害の新規バイオマーカーの発掘と腎障害進行の新たなメカニズムの解明を目指す点から、本研究は新規性の高い研究という位置づけにある。
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