研究課題/領域番号 |
18K08294
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
青木 仁美 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 講師 (10550361)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 神経分化抑制因子 / Rest / 幹細胞 / 色素細胞 / 遺伝子組み換えマウス / 神経堤細胞 / 未分化維持 / 未分化性維持 / 神経分化抑制因子Rest / 色素幹細胞 / 幹細胞因子 / 加齢変化 / 成体幹細胞 |
研究成果の概要 |
神経分化抑制因子Restは、神経の分化制御以外にも、受精卵や胎児期などの幹細胞で発現し、その分化に影響するが、成体の組織幹細胞におけるRestの機能は不明な点が多い。申請者は、神経堤細胞から色素幹細胞への分化にRestが寄与することを報告したが、生涯にわたり毛色や皮膚色に影響する成体色素幹細胞でのRestの機能は解明されていない。 本研究では、加齢性白髪化の実験モデルとRestの発現を制御できる遺伝子改変マウスを用い、成体マウスの毛包で維持される色素幹細胞をモデル系としてRestの役割を解析し、これまでに解明されていない成体幹細胞でのRestの機能を解明することを目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
白髪化は、色素幹細胞やそのニッシェである毛包幹細胞の何らかの異常により生じるが、その発生頻度の高さや心理的な影響の大きさにも関わらず、有効な改善法や効果的な予防法は確立されていない。また、早期白髪化などでの特定の遺伝子が原因である場合を除き、加齢性の白髪化では、その発生や進行、頻度に個人差や人種差が大きく、遺伝的な要因と環境要因などの影響を受けていると思われる。 転写調節因子RestによるMitfを介した色素幹細胞への作用には、エピジェネティックな要因も関連しており、本研究で示された可能性は、将来的な白髪化の予防や改善に貢献する手がかりとなると思われる。
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