新規抗ウイルス自然免疫機構を標的にした抗ウイルス薬スクリーニングシステムの開発

• 研究課題/領域番号: 18K08444
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54030:感染症内科学関連
• 研究機関: 京都府立医科大学
• 研究代表者: 新屋 政春 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10405277)
• 研究期間 (年度): 2018-04-01 – 2021-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2020年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 抗ウイルス / 抗ウイルス自然免疫 / 抗ウイルス自然免疫機構

研究成果の概要

Fbw7βの発現を特異性高く、高感度に検出できるハイスプールプットなスクリーニング系を構築し、Fbw7βの発現を誘導できる化合物を選び出した。スクリーニングした薬物は複数種のウイルスに対して抗ウイルス活性を有してした。
我々がスクリーニングした薬物は今後発生するであろう新興ウイルス感染症のパンデミックに対抗できるツールになる可能性がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

我々がスクリーニングした薬剤は、今後発生するであろう新興ウイルス感染症のパンデミックに対抗できるツールになる可能性がある。

研究成果

• [雑誌論文] Instantaneous “catch‐and‐kill” inactivation of SARS‐CoV‐2 by nitride ceramics (2020)
  • 著者名/発表者名: Giuseppe Pezzotti, Eriko Ohgitani, Masaharu Shin‐Ya, Tetsuya Adachi, Elia Marin, Francesco Boschetto, Wenliang Zhu and Osam Mazda
  • 雑誌名: Clin Transl Med. 巻: 10(6) 号: 6
  • DOI: 10.1002/ctm2.212
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] Rapid inactivation in vitro of SARS-CoV-2 in saliva by black tea and green tea (2020)
  • 著者名/発表者名: Ohgitani E, Shin-Ya M, Ichitani M, Kobayashi M, Takihara T, Kawamoto M, Kinugasa H, Mazda O.
  • 雑誌名: bioRxiv 巻: 12.28. ページ: 424533-424533
  • DOI: 10.1101/2020.12.28.424533
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] Significant inactivation of SARS-CoV-2 by a green tea catechin, a catechin-derivative and galloylated theaflavins in vitro (2020)
  • 著者名/発表者名: Ohgitani E, Shin-Ya M, Ichitani M, Kobayashi M, Takihara T, Kawamoto M, Kinugasa H, Mazda O.
  • 雑誌名: bioRxiv 巻: 12.04.
  • DOI: 10.1101/2020.12.04.412098
  • オープンアクセス