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LPSトレランスによる肝切除後再生の促進と大量肝切除後肝不全の予防効果

研究課題

研究課題/領域番号 18K08636
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関東京大学

研究代表者

星川 真有美  東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (30761564)

研究分担者 野呂 拓史  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 外科学, 助教 (10385346)
山本 順司  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 外科学, 教授 (40342654)
青笹 季文  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 外科学, 准教授 (40649034)
木下 学  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 免疫・微生物学, 教授 (70531391)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードLPSトレランス / 肝臓 / 腫瘍 / 肝臓外科学 / 大量肝切除 / 肝切除後肝不全
研究成果の概要

LPSトレランスを誘導したマウスでは、肝のNK細胞及びNKT細胞が活性化し、Perforin/Granzyme系が活性化することで抗腫瘍活性を亢進させていることを明らかにした。LPSトレランスにおいて、NK細胞、NKT細胞の活性化には、IFN-γなどの炎症性サイトカインによるシグナルとは異なる経路の関与が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

LPSトレランスを誘導したマウスの肝臓ではNK細胞及びNKT細胞の活性が亢進し、大腸癌株Colon 26に対する細胞傷害活性が増強していることをin vitroで示し、さらにin vivoでも抗腫瘍活性が亢進していることを明らかにした。IFN-γの産生は亢進していなかったことから、本来とは異なる活性化経路によりNK細胞、NKT細胞が活性化しているものと考えられた。LPSトレランスにおいて抗腫瘍活性が亢進していることを初めて明らかにし、LPSトレランスを外科手術の周術期に適切に誘導することができれば、炎症反応を抑制、感染性合併症を予防し、新たな転移形成を抑制できる可能性があると考えられた。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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