研究課題/領域番号 |
18K08687
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
喜多 芳昭 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (30570692)
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研究分担者 |
盛 真一郎 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (00620519)
田辺 寛 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 医員 (40814306)
関 直彦 千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (50345013)
夏越 祥次 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (70237577)
伊地知 徹也 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 医員 (70791531)
大迫 祐作 鹿児島大学, 鹿児島大学病院, 医員 (80791532)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | heterogeneity / 3D培養 / オルガノイド / 癌幹細胞 / 治療抵抗性 / Notch / 3D培養 |
研究成果の概要 |
世界初で食道扁平上皮癌の生検組織から3D培養しオルガノイドの作成に成功し,その詳細を報告した.並行して,オルガノイドとfibroblastを共培養しmicro RNA次世代シークエンサー解析から,有力なmicro RNAを抽出(mir-145-3p ,miR-130b-5p, miR-148a-5p, miR-204-5p,miR-145-5p(passenger strand)とmiR-143-3p)それぞれの発現確認,標的遺伝子の検索, mRNA抑制確認,機能解析を行った.現在,これらのマイクロRNAの共培養を含めたオルガノイドでの発現を検討している.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、一般的なオルガノイド培養から一歩踏み込んだ共培養を用いたオルガノイド培養を行うことで,腫瘍先進部とこのオルガノイドの性質が一部近似することが判明し,今後,腫瘍オルガノイドから最も悪性度に反映する腫瘍先進部を予測・解析することができれば,PDX(Patient Derived Xenograft)よりコストと時間を大幅に削減でき,癌組織の不均一性解明の一助となり,個別化治療における治療選択・予後予測に繋がると考えられる.
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