研究課題/領域番号 |
18K08774
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55040:呼吸器外科学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
新垣 雅人 北海道大学, 大学病院, 講師 (30788245)
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研究分担者 |
加藤 達哉 北海道大学, 大学病院, 教授 (20624232)
海老原 裕磨 北海道大学, 大学病院, 特任教授 (50632981)
櫻井 遊 千葉大学, 大学院薬学研究院, 特任助教 (00707234)
樋田 泰浩 北海道大学, 大学病院, 准教授 (30399919)
加賀 基知三 北海道大学, 大学病院, 講師 (80224335)
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研究期間 (年度) |
2022-01-04 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Photosesityzer / 内視鏡 / PDT / 光線力学的治療 / レーザー / アブスコパル効果 / 5-ALA / マウスxenograftモデル / photosensityzer / rabbit orthotopic model / 蛍光イメージング / 術中マーキング / 胸腔鏡手術 / 肺がん |
研究開始時の研究の概要 |
肺腫瘍性病変に対する胸腔鏡手術のための新たなマーキング法の開発を目的とする。現在の肺腫瘍マーキング法の欠点は、①腫瘍自体をマーキングすることができない、②肺表面から離れた深部の病変を同定できない、③透視やCTを使用する方法はX線被爆がある、④気胸や空気塞栓といった重篤な合併症を来すことが挙げられる。われわれは共同研究者により開発された蛍光スペクトル測定装置を付加した内視鏡システムと新しい光増感剤を使用した新たな深部肺腫瘍マーキング法の開発とそれを利用した肺癌のPDT治療をにつなげるための基礎的実験が本研究の概要である。
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研究実績の概要 |
2019年4月よりカナダに留学し2023年1月に帰国した。このカナダへの留学期間中本課題は中断となっており、2023年1月に帰国してから再開としている。2018年度から2021年度までに胸腔鏡や気管支鏡下の胸部悪性腫瘍の同定も含めた、レーザーと光増感剤を使用した胸部悪性腫瘍に対する光線力学的治療(PDT)に関する研究の主要部分はすでに終了しており、徐々に論文化されている(①Aragaki M, Lou J, et al.Repeated photodynamic therapy mediates the abscopal effect through multiple innate and adaptive immune responses with and without immune checkpoint therapy. Biomaterials. 2023、②Gregor A,Aragaki M, et al.Preclinical feasibility of bronchoscopic fluorescence-guided lung sentinel lymph node mapping. JTCVS. 2023、③Ishiwata T,Aragaki M, et al, Transbronchial real-time lung tumor localization with folate receptor-targeted near-infrared molecular imaging: A proof of concept study in animal models. JTCVS. 2023)。2023年度は共同研究者との今後の研究に関するミーティング、データ作成・整理などを行い、本研究結果を基盤とした新しい研究の計画も立てた
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