研究課題/領域番号 |
18K08802
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55040:呼吸器外科学関連
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
井坂 珠子 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (40318118)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 細胞シート / 脂肪由来幹細胞 / 移植 / 皮下脂肪組織 / 脂肪由来間葉系幹細胞 / 脂肪由来細胞 / 組織修復 |
研究成果の概要 |
目的とした臓器・組織由来の細胞、組織以外の、他の部位から採取した幹細胞が活用される可能性が高い。今回、ブタの皮下脂肪組織から採取した脂肪由来間葉系幹細胞を含む脂肪由来細胞から細胞シートを作成することが可能であった。本研究の脂肪由来細胞シートは培地によって、脂肪細胞以外にも、他の細胞へ分化させることにより、目的に応じた細胞シートの作成が可能であることが示唆された。移植実験では、作成した細胞シートが、生着し、脂肪ヘ分化していることが確認できた。今後は、容易にとれる組織からの細胞シートとして、組織修復が必要である部位への移植の検討を進める予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、ブタ皮下脂肪組織から採取した、脂肪由来間葉系幹細胞を含む脂肪由来細胞を温度応答性培養皿で培養し、シート状態で採取できた。シート状にすることで、細胞間の支持材料を不要とする集合体が作成でき、組織へ移植することができた。体から、簡易な方法で、大量の細胞が確保でき、脂肪由来幹細胞を含むことで、移植予定部位の組織目的にあわせて、分化、増殖すれば、移植部位への効果が期待できる。
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