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選択的Neuregulin1阻害による化学療法誘発性末梢神経障害の治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K08816
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

松岡 義和  岡山大学, 大学病院, 助教 (20509434)

研究分担者 賀来 隆治  岡山大学, 医歯薬学域, 講師 (50444659)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード化学療法誘発性末梢神経障害 / 神経障害性痛 / Neuregulin
研究成果の概要

抗癌剤の副作用の一つである末梢神経障害はガン治療の大きな問題である。本研究では末梢神経障害の原因として、神経再生・分化に重要な糖タンパクであるNeuregulin1の関与について調べるため動物モデルを使用して研究した。ビンクリスチン(VCR)0.1または0.2 mg/kgを腹腔内注射し、モデル作成14日目に後根神経節中のNeuregulin1スプライスバリアントmRNA発現を定量PCR法により測定した。VCR 0.2 mg/kg投与によりNeuregulin1スプライスバリアントのうちType1、2、3ともに統計的に有意な変化ではなかったが低下する傾向にあった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ガン治療の進歩は目覚ましいが、一方で問題となるのはその副作用である。抗癌剤の大きな副作用として末梢神経障害が挙げられる。主に手足のしびれや痛みにより生活の質を大きく損なうため、予防法や治療法の開発が望まれているが、現在のところ有効な治療法はまだ開発されていない。今回抗癌剤による末梢神経障害の原因について研究し、Neuregurin1遺伝子が末梢神経で減少傾向にあったことから更なる研究が望まれる。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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