研究課題/領域番号 |
18K08842
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 広島大学 (2021-2022) 独立行政法人国立病院機構(呉医療センター臨床研究部) (2019-2020) 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2018) |
研究代表者 |
白石 成二 広島大学, 病院(医), 寄附講座教授 (90216177)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 神経障害性疼痛 / 脂肪由来幹細胞 / ミクログリア / シュワン細胞 / 幹細胞 / 間葉系幹細胞 / アロディニア |
研究成果の概要 |
神経障害性疼痛モデル動物に対して脂肪由来の幹細胞を移植することにより、痛覚過敏やアロディニアなどの症状を改善し,神経障害部位を修復することを報告した。本研究の目的は、脂肪由来幹細胞移植により神経障害性疼痛の症状を改善し、さらに障害された神経を修復するメカニズムを解明することである。ラット皮下脂肪由来幹細胞の培養上清のミクログリアやシュワン細胞に対する効果を検討した。ラット皮下脂肪由来幹細胞の培養上清はミクログリアやシュワン細胞に効果をみとめたが、幹細胞専用の培養液のみでも効果があった。さらなる検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の研究が神経障害性疼痛の発症メカニズムに基づいた症状の治療のみであったが、本研究で行う幹細胞移植による神経障害性疼痛の治療は症状のみでなく、原因となった障害神経部位の再生修復という根本的な治療にも注目する点で、これまでに無かった新たな治療戦略となると期待される。
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