研究課題/領域番号 |
18K08848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
麻生 知寿 群馬大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (40436308)
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研究分担者 |
須藤 貴史 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (60739621)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 全身麻酔 / 麻酔薬 / 鎮静薬 / 神経突起 / 鎮痛薬 / 神経伸長 |
研究成果の概要 |
神経伸長に麻酔薬・鎮静薬など神経系受容体に作用する物質が及ぼす影響について検討した。カンナビノイド受容体については発現が確認され、受容体作動薬(2-アラキドノイルグリセロール:2-AG)を作用させても培養の継続が可能であった。その他の受容体に関しては、受容体作動薬を添加した状態で安定的な培養系の確立が行えなかった。カンナビノイド受容体については、神経突起の伸長長、伸長速度、神経成長円錐先端の崩壊頻度の計測を行った。培養液に2-AGを加えたところ、濃度依存的に神経円錐の崩壊と神経伸長の減少が観察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、乳幼児・小児においても周術期の適切な鎮静鎮痛が重要視されていて、安静を要する検査・処置における麻酔薬・鎮静薬の使用が増加している。成長・発達期における神経系に作用する薬剤の使用が神経の発達や形態に影響を及ぼすか、を検討することは安全な薬剤使用において重要である。本研究では、成長期の神経発達への薬剤の影響の解析を行った。神経系に作用する物質の神経伸長に対する影響を明らかにすることで成長・発達期における安全な麻酔薬・鎮静薬使用に繋がる。
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