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下行性疼痛調節系の脳―脊髄連関の機序解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K08863
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関国際医療福祉大学 (2020-2023)
東北医科薬科大学 (2018-2019)

研究代表者

河野 達郎  国際医療福祉大学, 国際医療福祉大学成田病院, 教授 (00313536)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード下行性疼痛抑制系 / 脳―脊髄連関 / 下行性疼痛調節系
研究成果の概要

脳から脊髄に投射している下行性抑制系は生体での内因性鎮痛の中でも重要な役割を果たしている。通常はこの系が賦活化されると痛みが抑えられると考えられているが、神経障害性疼痛ではこの系の賦活化により痛みが強くなる、すなわち下行性促進系になっているとも言われている。しかし、脳と脊髄の神経ネットワークを保持した状態での下行性調節系の詳細な機序は解明されていない。加えて、下行性抑制系を賦活化すると言われている薬剤が本当に脊髄で痛みの伝達を抑制しているのかは証明されていない。これらの疑問を解決するために、 脳―脊髄ネットワークが保たれている生体動物を用い、下行性調節系の脳―脊髄連関の機序を明らかにする。

研究成果の学術的意義や社会的意義

生体はある特殊な状況において痛みを抑制するような内因性鎮痛系を備えている。中でも、脳幹から脊髄に投射する下行性疼痛抑制系は重要な経路である。しかし、これまでの行動薬理学的解析ではニューロンレベルでの詳細な機序は明らかにできない。さらに、脊髄スライス標本では上位中枢からの神経ネットワークが保たれていないため、スライスで観察された現象がin vivoの生体にも観察されるのか、神経障害性疼痛に有効な薬剤が本当に下行性抑制系を賦活化して痛みを制御しているのか、などの疑問は解決できていない。この問題を解決し明らかにすることにより臨床での神経障害性疼痛に対する有効な薬剤の使い方に応用できると考えられる。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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