研究課題/領域番号 |
18K08874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
岩井 鉄平 関西医科大学, 医学部, 研究員 (90440966)
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研究分担者 |
広田 喜一 関西医科大学, 医学部, 教授 (00283606)
岩田 亮一 関西医科大学, 医学部, 非常勤講師 (60580446)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 麻酔薬 / 神経膠腫 / がん幹細胞 / 三次元スフェア培養 / RNA-Seq法 / がん |
研究成果の概要 |
グリオーマ由来のがん幹細胞をex vivo (試験管内スフェロイド培養), in vitro (試験管内単細胞培養)条件下で麻酔薬処理を施し細胞生物学的、分子生物学的にグリオーマ由来のがん幹細胞の表現型への影響(増殖能、代謝モード、細胞死)、グリオーマ由来のがん幹細胞の遺伝子系への影響(遺伝子発現)を検討した。がん幹細胞様細胞MD13細胞、Me83細胞は臨床使用濃度2%の揮発性吸入麻酔薬セボフルレンへの6時間の暴露により、増殖能・細胞死への影響なしにsphere形成能を抑制が抑制されることを見いだした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
固形腫瘍としての癌は単なる単細胞の集合体ではなく、単細胞樹立細胞株を用いた麻酔薬の影響についての従来の研究は多くのバイアス故に臨床的な実態とはかけ離れている。患者の予後への影響を見るためには、がん組織特有の表現型を解析対象とすべきである。麻酔薬のがんに対する影響の検討は樹立細胞株を用いた単細胞培養細胞について主に行われてきたがグリオーマ幹細胞を用いた検討は報告がない。この点で本研究はユニークな視点からのエビデンスを提供する事になる。 この治験はがん治療の帰趨に関わる重要な要素であり社会的な意義も大きいと考えられる。
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