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ゲノム解析で導出した敗血症重症化因子SVEP1の機能解明と敗血症新規治療への展開

研究課題

研究課題/領域番号 18K08910
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55060:救急医学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

栗田 健郎  千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (60802569)

研究分担者 中田 孝明  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (20375794)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード敗血症 / SVEP1 / 遺伝子多型 / 血管透過性
研究成果の概要

本研究では敗血症におけるSVEP1の動的変化を明らかにすることを目的とし,マウスを用い, 手術なしモデル, 単開腹モデル, 腹腔内敗血症モデル(盲腸結紮穿孔)を作成し, SVEP1の遺伝子発現・タンパク質産生, 細胞ごとの動的変化を比較した.
肺でSVEP1の遺伝子発現とタンパク質産生が有意に高く, 敗血症により, 肺でのSVEP1遺伝子発現やタンパク質量が減少した. 肺において敗血症の早期に, SVEP1を有する血管内皮細胞やリンパ管内皮細胞が減少し, SVEP1を有する血球系細胞が増加することが明らかとなった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により, 敗血症における細胞外マトリックスタンパク質であるSVEP1の遺伝子発現・タンパク質産生・細胞ごとの動態を明らかにすることができた. 生体におけるSVEP1と敗血症に関する報告はこれまでになく, 本研究で得られた結果は新規性が高い. 本研究結果をもとに, SVEP1の敗血症における機能を解明するさらなる研究に展開することが期待でき, その結果, 敗血症のさらなる病態解明や, 新規治療法の開発に寄与しうるものと考えられる.

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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