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光免疫療法を利用した関節リウマチに対する生物学的製剤治療効果の増強

研究課題

研究課題/領域番号 18K09016
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

米本 由木夫  群馬大学, 大学院医学系研究科, 研究員 (50400734)

研究分担者 須藤 貴仁  群馬大学, 医学部附属病院, 医員 (00769036)
中島 崇仁  筑波大学, 医学医療系, 教授 (70375559)
岡邨 興一  群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (90527722)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード関節リウマチ / 光免疫療法 / 生物学的製剤 / インターロイキン6 / FDG-PET / IL-6 / MR16-1 / トシリズマブ
研究成果の概要

In vivoでRAW264のcell lineを用いた。
蛍光顕微鏡の実験でMR16-1がRAW264の細胞膜上に発現しているIL-6受容体に結合するか確認した。抗体は1時間のincubationで細胞膜上へ結合を認め、6時間で細胞質内へのinternalizationを認めた。さらにフローサイトメトリーではMR16-1/IR700が結合していた。しかし抗体を6時間incubationした細胞に段階的に20Jまで照射したが効果は認められなかった。In vitroでは足関節と脾臓に照射した。コラーゲン関節炎モデルマウスで抗IL-6抗体を用いた光免疫療法を行ったが、関節炎の改善は見られなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

関節リウマチ(RA)は、免疫学的機序により引き起こされた滑膜炎により関節軟骨や関節近傍の骨が破壊されることにより関節機能の障害、臓器の障害が進んでいく疾患である。
本研究の目的はRA治療に用いられる生物学的製剤とがん治療に用いられる光免疫療法を掛け合わせてRA治療の増強をはかることである。生物学的製剤の欠点として免疫低下による感染症を中心とした有害事象の多さと高額な薬価にある。本研究では光免疫療法を用いることで従来の生物学的製剤の使用量よりも少ない量で治療効果を最大にするとともに、有害事象の軽減と医療費の削減を見込めることが学術的および社会的意義になると考えたが、予想した結果は得られなかった。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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