研究課題/領域番号 |
18K09056
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
古賀 英之 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30594080)
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研究分担者 |
辻 邦和 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座准教授 (20323694)
関矢 一郎 東京医科歯科大学, 統合研究機構, 教授 (10345291)
宗田 大 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (50190864)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 半月板 / 骨形成因子 / BMP2 / BMP4 / BMP7 / 発生 / 再生 / 損傷後修復 / 円板状半月板 / BMP / 骨形成因子BMP / 恒常性 |
研究成果の概要 |
半月板は関節機能の維持に必須の組織であるにも関わらず、その発生並びに恒常性の分子機序はほとんど解析されていない。本研究では、半月板の形成、成熟、恒常性及び損傷後修復 のプロセスにおけるBMP2の生理機能を明らかとすることを目的としている。 半月板形成過程でBMP2を欠損したマウスでは、軟骨分化(成熟)のプロセスが完全に阻害されることを発見した。一方で関節形成初期に、四肢の間葉組織特異的にBMP4またはBMP7を欠損させたマウスでは、半月板の形成に異常は観察されなかった。以上の結果は、半月板形成過程においてBMP2が必須かつ特異的な生理機能を有することを示唆している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
半月板は関節機能の維持に必須の組織であるにも関わらず、その発生並びに恒常性の分子機序はほとんど解析されていない。近年では、半月板機能の低下が変形性膝関節症の発症並びに増悪に深く関与していることが報告されている。本研究の成果は、半月板機能の維持に必要な分子機序の解明につながることが期待される。
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