研究課題/領域番号 |
18K09088
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
佐羽内 研 産業医科大学, 医学部, 非常勤医師 (70644863)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 一酸化窒素合成酵素 / NOS / 骨修復過程 / 骨折 / 性差 / 性ホルモン / エストラジオール / テストステロン / モデル動物 / 骨修復能 / Nitric Oxide / 骨代謝 |
研究成果の概要 |
Nitric Oxide Synthase (NOS) システム完全欠損マウスに大腿骨ドリル開孔モデルを組み合わせて、骨修復過程における性ホルモンを介した Nitric Oxide (NO) が果たす役割を調査した。本研究成果により、骨孔部の皮質骨修復は血清エストラジオール (E2) 濃度に依存していることが明らかとなり、骨修復に与える E2 のアナボリックな効果は NO を介していることが示唆された。今後、更なる解析を行う予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢社会では骨折患者が増加し、医療経済的に大きな問題となる。骨粗鬆症治療による骨折予防も重要であるが、骨修復過程における調節因子の働きを理解してコントロールすることで骨折治癒期間を短縮できれば、早期に日常生活動作能を再獲得できる可能性がある。骨修復過程における性ホルモンを介した Nitric Oxide が果たす役割に関しては未だ解明されておらず、本研究成果については、社会的意義、学術的意義ともに大きいと考えている。
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