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無作為ゲノム変異挿入法による骨格筋老化機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K09089
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56020:整形外科学関連
研究機関国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

研究代表者

細山 徹  国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 再生再建医学研究部, 室長 (20638803)

研究分担者 松井 康素  国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, ロコモフレイルセンター, センター長 (50501623)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード骨格筋幹細胞 / 幹細胞老化 / スリーピングビューティーシステム / マウスiPS細胞 / 骨格筋老化 / トランスポゾン / Creドライバーマウス / 変異挿入
研究成果の概要

近年、骨格筋の恒常性維持において重要な役割を果たす骨格筋幹細胞が加齢に伴って老化する可能性が示され、サルコペニアとの関連性が指摘されている。本研究では、ゲノム上にランダムな変異を挿入し得るスリーピングビューティーシステム(SB)を用いて、骨格筋幹細胞老化の分子機構を明らかにすることを目的とした。骨格筋幹細胞特異的にSBを導入したiPS細胞を作出し、骨格筋幹細胞の分化誘導後に老化関連遺伝子の探索を行った。結果として、幹細胞老化に関わる遺伝子群の同定にまでは至らなかったが、SBを用いて幹細胞に変異を入れる技術は様々な細胞種に応用可能であり、今後広範な利用が期待される。

研究成果の学術的意義や社会的意義

サルコペニアへの対応は、超高齢社会に突入した我が国において早急に解決すべき喫緊の課題である。本研究では、サルコペニアとの関連性が指摘されている骨格筋幹細胞老化の分子機構を明らかにすることに、幹細胞ゲノム特異的に変異を挿入するというこれまでにない方法を用いて挑戦した。残念ながら本研究では、骨格筋幹細胞の老化に関わる因子の同定には至らなかったが、本システムの汎用性は高く、骨格筋老化のみならず様々な細胞種の老化現象を明らかにする上で今後有効な手段となり得る。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Possible Application of Muscle Specific Conditional Mouse-Derived Induced Pluripotent Stem Cells for Muscle Research2020

    • 著者名/発表者名
      Tohru Hosoyama
    • 雑誌名

      Biochemistry and Biophysics Reports

      巻: 21 ページ: 100744-100744

    • DOI

      10.1016/j.bbrep.2020.100744

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] Possible applications of muscle specific conditional mouse-derived iPS cells for muscle research2018

    • 著者名/発表者名
      Tohru Hosoyama, Minako Kawai
    • 学会等名
      第6回若手による骨格筋細胞研究会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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