研究課題/領域番号 |
18K09111
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
河村 一郎 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (90535832)
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研究分担者 |
前田 真吾 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 特任准教授 (60353463)
永野 聡 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50373139)
瀬戸口 啓夫 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (40423727)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | CTNNBL1 / CDC5L / 骨芽細胞分化 / 軟骨細胞分化 / WNTシグナル / BMPシグナル |
研究成果の概要 |
CTNNBL1の骨軟骨細胞分化における機能解析を当初遂行したが、表現型が再現性に乏しく、その結合パートナーであるCDC5Lの機能解析を推し進めた。一連の解析の中でCDC5Lは初期軟骨分化を促進し骨芽細胞分化は抑制する機能があることが分かった。また未分化間葉系細胞では腱・靭帯への分化を抑制する可能性も考えられた。以上の結果からCDC5Lは骨軟骨前駆細胞から軟骨細胞分化への分子スイッチとも考えられた。CDC5Lは後縦靭帯骨化症における疾患感受性領域の候補遺伝子の1つであり、骨化過程においてその最初の靭帯軟骨変性、または間質細胞や血管細胞の軟骨細胞分化に重要な役割を果たす可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Catenin-beta-like 1(CTNNBL1)との結合パートナーであるCDC5L (cell division cycle 5-like)遺伝子は脊椎後縦靭帯骨化症(OPLL)患者のゲノムワイド関連解析で得られた疾患感受性領域の候補遺伝子群の1つである。それぞれの間葉系幹細胞の分化選別スイッチとして、軟骨細胞を選別する役割を解明することで、内軟骨性骨化のメカニズムの1つを明らかにし、特に脊柱靭帯骨化症の病態解明の手掛かりの一助となりえる結果である。
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