研究課題/領域番号 |
18K09171
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
三股 浩光 大分大学, 医学部, 教授 (60219714)
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研究分担者 |
佐藤 吉泰 大分大学, 医学部, 病院特任助教 (00796302)
秦 聡孝 大分大学, 医学部, 准教授 (60404381)
山中 直行 大分大学, 医学部, 医員 (60796415)
安藤 忠助 大分大学, 医学部, 講師 (20433047)
平井 健一 大分大学, 医学部, 客員研究員 (10404386)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 外尿道括約筋 / IL-6 / JAK-STAT / IGF-1 / GLUT4 / 尿失禁 / 筋幹細胞 |
研究成果の概要 |
ヒト外尿道括約筋幹細胞において、シグナル抑制機構であるJAK/STATシグナル伝達経路の機能解析を行った。さらに、炎症性サイトカインの一つであるIL-6はJAK/STATシグナル伝達経路を介して、ヒト外尿道括約筋細胞の増殖・分化を制御する重要な因子であることを示唆する結果を得た。今後も研究を進め、外尿道括約筋再生と尿失禁新規治療法の開発を目指していく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
尿失禁は高齢者に高頻度にみられる疾患で、日本人女性では約20%以上にみられ、男性の場合は5-15%が罹患していると報告されており、高齢者のQOLを損なう原因の1つとして重要な疾患である。腹圧性尿失禁に対する新たな治療法として、外尿道括約筋の再生治療法の開発が望まれている。IL-6/JAK/STATシグナル伝達経路は、ヒト外尿道括約筋細胞の増殖・分化を制御する重要な因子であり、機能解明することで外尿道括約筋の再生治療の開発に大きく寄与することができる。
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