研究課題/領域番号 |
18K09186
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐竹 洋平 東北大学, 大学病院, 助教 (70783984)
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研究分担者 |
川守田 直樹 東北大学, 大学病院, 講師 (00617524)
山下 慎一 東北大学, 大学病院, 講師 (10622425)
荒井 陽一 東北大学, 医学系研究科, 名誉教授 (50193058)
泉 秀明 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (80722545)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 過活動膀胱 / 結合組織成長因子 / メタボリック症候群 / 膀胱虚血 / 低出力衝撃波 |
研究成果の概要 |
メタボリック症候群(Mets)から心筋梗塞等の致死的疾患が引き起こされるため、早期介入で疾患予防が重要である。しかし、致死的疾患はしばしば兆候なく発症する。過活動膀胱(OAB)は、Metsに続く膀胱の微小血管障害が一因であるとされる。よって、この症状は致死的疾患のアラートであると推察させる。そこで、動物モデルでMets誘発のOABに特徴的なマーカーを探索した。膀胱粘膜で結合組織増殖因子(CTGF)のmRNAの増加を認めた。これらは、前立腺肥大症の膀胱リモデリングに関連しているとされる。本研究では、Metsによる組織の虚血が、CTGFを介して膀胱リモデリングを生じさせ得ると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年Metsによる、微小血管障害が病理基盤とするOABの基礎研究が報告されている。Metsは、放置すると大血管障害や神経障害へと進行し、重篤な疾患を発症する。したがって、微小血管障害のアラートであるMets誘発のOAB症状を診断し、早期治療介入できれば、重篤な疾患を予防可能となる。本研究では、血管障害と高脂肪食で作成したOAB動物モデルを用い、膀胱粘膜において結合組織成長因子(connective tissue growth factor) が有意に増加していることを見出した。この知見を、疾患の鑑別と早期診断に結び付けることができれば、重篤な疾患を予防可能となりひいては医療費の削減に寄与する。
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