研究課題/領域番号 |
18K09191
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
本山 大輔 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (00727787)
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研究分担者 |
三宅 秀明 浜松医科大学, 医学部, 教授 (60379435)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 血流解析 / PC-VIPR / 4D flow / ロボット支援下腎部分切除術 |
研究成果の概要 |
MRI/4D PC-VIPRのDICOMデータを基にしたFROVAⅡソフトウェアでの固有腎動脈の3D画像再構築および流速解析は一定の質および精度を保ったまま施行可能であることが今回初めて示された。しかし、患側固有腎動脈OFVと、術後eGFRの回復速度をはじめとした各種臨床的変数との間には相関関係および一定の傾向を認めなかった。以上から、RAPNにおける術前固有腎動脈OFV測定に臨床的意義を見出すのは困難である可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
被爆の観点でCTより人体に負担の少ないMRIの撮像時データだけを基にして、専用ソフトを用いることで腎動脈の血液流速を一定の精度を保ったまま測定可能であることが、本研究により今回初めて示された。腎動脈は体内の最も深部に位置し、かつ呼吸性移動の影響を受けることから、従来の超音波機器による流速測定は困難と考えられ、本技術が将来人体に害のない唯一の測定法となる可能性がある。
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