研究課題/領域番号 |
18K09208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
辻村 晃 順天堂大学, 医学部, 教授 (40294053)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | LOH症候群 / AMS / テストステロン / DHEA-S / IGF-1 / 総テストステロン / コルチゾール / 男性更年期障害 |
研究成果の概要 |
LOH症候群は加齢による男性ホルモンの低下から生じるものと考えられている一方、他の内分泌学的検討はあまりなされていない。今回、1086名のLOH症状を有する男性患者(50.2 ± 10.3歳)における検討で、総テストステロン、DHEA-S、IGF-1はそれぞれ5.1 ± 1.9ng/ml、 220.9 ± 102.6μ g/dl、138.4 ± 39.9ng/mlであった。LOH症状に関する質問紙であるAMSの各項目の関連性を解析したところ、テストステロンと項目3、9、17、DHEA-Sと項目5、IGF-1と項目3、4、11との関連性が明確となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
LOH症候群は加齢による男性ホルモンの低下から生じるものと考えられているものの、実際には血中テストステロン値が低下していないにも関わらず、LOH症状を訴える患者も多い。これまでの臨床研究でLOH症状を把握する質問票であるAMSと血中テストステロン値が必ずしも相関しないことも多数報告されている。従って、テストステロン以外の内分泌学的因子がLOH症状に関与しているのではないかと推測されてきたが、多数例でこれらの関係性を明確にしたものはなかった。今回の研究で、日本人において副腎性アンドロゲンであるDHEA-Sや成長ホルモン系のIGF-1もLOH症状に関与していることが初めて明確となった。
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