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不育症における子宮内フローラの影響の解明とプロバイオティクスを用いた治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K09238
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

近藤 哲郎  昭和大学, 医学部, 准教授 (30365754)

研究分担者 小出 馨子  昭和大学, 医学部, 講師 (90384437)
関沢 明彦  昭和大学, 医学部, 教授 (10245839)
岡田 裕美子  昭和大学, 医学部, 助教 (70622059)
河本 貴之  昭和大学, 医学部, 助教 (80817594)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード子宮内フローラ
研究成果の概要

既知のリスク因子が検出されなかった不育症の女性の子宮内フローラを解析した結果、乳酸を産生するLactobacillus属もしくはBifidobacterium属が子宮内フローラの80%以上を占めていたのは45%、80%未満であったのは45%であり、子宮内フローラ異常が不育症のリスク因子である可能性が示唆された。
子宮内フローラにおける乳酸産生菌の占める割合が低い人にラクトフェリンを3ヶ月経口投与した結果、前述の割合が上昇した人は40%であった。プレバイオティクスの経口投与は子宮内フローラにおける乳酸産生菌の占める割合を増加させる可能性が示唆されたが、この効果は限定的である可能性が高い。

研究成果の学術的意義や社会的意義

詳細な検査によりリスク因子が同定されなかった習慣流産の女性のなかには子宮内フローラ異常を認める人が一定数存在する可能性が示唆された。また、ラクトフェリンの経口摂取により一部の人においては子宮内フローラ異常が改善した。本研究でプレバイオティクスの摂取が習慣流産のリスク軽減につながる可能性が示唆されたが、その効果を得られる人は限定的である可能性が高く、臨床応用するにはさらなる研究が必要である。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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