研究課題/領域番号 |
18K09247
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
堰本 晃代 東北大学, 薬学研究科, 助手 (40781745)
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研究分担者 |
高橋 信行 東北大学, 薬学研究科, 教授 (40588456)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 妊娠高血圧腎症 / 疾患モデルマウス / 胎仔発育不全 / 血管模型 / 遺伝子組み換え / 妊娠高血圧 |
研究成果の概要 |
本研究では、これまでに我々が開発に成功しているRUPP-PEモデル作成の術式を改良および遺伝子組み換えマウスと組み合わせ、ウイルスを使わずに安定した表現型を示し、幅広く使用できる妊娠高血圧腎症マウスモデルの開発および重症度の異なる妊娠高血圧腎症モデルマウス作成に成功した。 さらに妊娠高血圧腎症発症原因と考えられる発育異常胎盤の血管発達評価法を構築するため、胎盤血管樹脂模型の作成方法を確立することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠高血圧腎症(PE)は、その発症機序には不明な点が多く、早期発見・治療法は未だ確立されていない。これまでPE発症機序の解明が困難であった一因は、ヒトのPEに近い病態を再現でき制限なく利用できるモデル動物が確立されていないことにあった。本研究によりウイルスを使わずに安定した表現型を示し、幅広く使用できる妊娠高血圧腎症マウスモデルの開発および重症度の異なる妊娠高血圧腎症モデルマウス作成に成功した。PE発症機序の解明や新規薬物治療法を確立する基盤を構築できた。
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