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光干渉断層計を用いた最適組織選択による効果的卵巣組織移植法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K09305
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

高江 正道  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (00621301)

研究分担者 塚田 孝祐  慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (00351883)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード卵巣組織移植 / 卵巣組織凍結 / 妊孕性温存療法 / 光干渉断層計 / 原始卵胞 / 卵巣予備能評価 / 卵巣移植 / 妊孕性温存
研究成果の概要

当初予定していたLLtech社の光干渉断層計機器を使用できなかったため、研究分担者の塚田孝祐博士が主導となり、新規光干渉断層計機器の開発から研究を開始した。その研究結果、我々の既存の報告通り、光干渉断層計にて卵胞が可視化可能であることを再確認した。さらに安全性評価では、マウス卵巣撮像後の卵胞数は非撮像群と比較して有意差はなく、卵子および顆粒膜細胞の遺伝子(GDF9, FSHR, CYP19a)発現も異常を認めなかった。さらに、撮像した卵巣組織を移植に用いたが、生着率に差はなく、組織学的評価との比較により、二次卵胞ならびに胞状卵胞数測定の正確性が担保されることが示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年普及が進んでいる卵巣組織凍結・移植は、現時点では臨床研究段階の医療技術であり、さらなる有効性と安全性の改良が必要である。我々の着想した卵巣内の卵胞の非侵襲的可視化は、卵巣組織移植を行う際に、必要最小限の卵巣組織量を決定に有用である。それにより、無駄に卵巣組織を移植に使用することを避けるとともに、移植組織量を少なくすることによって悪性腫瘍の再発リスクを低減させる効果があると考えられ、卵巣組織移植法のテーラーメード化に寄与し得ることが期待される。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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