研究課題/領域番号 |
18K09425
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56060:眼科学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
五十嵐 徹 日本医科大学, 医学部, 准教授 (30232151)
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研究分担者 |
高橋 浩 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (00188046)
五十嵐 勉 日本医科大学, 医学部, 准教授 (10421190)
奥田 貴久 日本大学, 医学部, 教授 (20620305)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 網膜色素変性 / 水素 / 治療 / 網膜色素変性モデル |
研究成果の概要 |
本研究では、本邦の失明原因2位の疾患であり有効な治療法のない網膜色素変性に対して、モデルマウスに対する水素水飲用により視細胞保護効果について検討した。網膜色素変性モデルであるrd6マウスに対して、生後4週より水素水を飲用させた。高い水素濃度維持のため、新たな給水口の開発を行い本研究に用いた。網膜厚、視細胞数、視細胞特異的ロドプシン/オプシン陽性細胞数、網膜電図において有意に視細胞保護効果を認めた。 水素水飲用は、rd6マウスにおいて視機能の低下を遅らせ、視細胞の保護効果を認めた。網膜色素変性の臨床的な治療に向けて応用が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、本邦の失明原因2位の疾患であり有効な治療法のない網膜色素変性に対して、モデルマウスに対する水素水飲用により視細胞保護効果について検討し、水素水飲用による視細胞保護効果を示した。今後、臨床的な治療に向けて応用が期待される。 本研究は、2022年、Scientific reportsにて報告を行った。(https://www.nature.com/articles/s41598-022-17903-8)
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