研究課題/領域番号 |
18K09476
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
森 弘樹 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (80345305)
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研究分担者 |
植村 法子 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (10568017)
田中 顕太郎 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (20569503)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 神経細胞 / 角化細胞 / 振盪刺激 / ミッドカイン / TRPV4 / タミバロテン / 物理刺激 / 神経再生 / TRPチャネル |
研究成果の概要 |
皮膚と神経の相互作用のうち、Transient Receptor Potential Vanilloid 4(TRPV4)とミッドカイン(MK)について振盪機を用いた物理的刺激の検討を行い、さらにタミバロテン(Am80)についてMKを介した神経再生を検討した。本研究により①TRPV4は振盪刺激により皮膚細胞での発現が促進される可能性が示唆された。②MKは神経細胞、皮膚細胞共培養群で高い発現を認め、その関与が示唆された。③MKは振盪刺激によって減少した。④Am80(10μM)添加は神経細胞の突起伸長・高密度化を促したが、MK濃度への影響は軽微であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
皮膚と神経の相互作用、および物理刺激による神経再生について過去の報告の追試、および新知見となりうる結果が得られた。①TRPV4については追試の域を出なかったが、②③MKの所見は新知見になりうる。また④Am80についてはMKへの影響は軽微にも関わらず神経突起の伸長が見られ、他の要素の可能性も示唆された。皮膚の知覚再建・再生にはいまだ不明な点が多いが、本研究はケラチノサイト・神経細胞の相互作用、さらに物理刺激を加えた点、またミッドカインおよびAm80の神経再生にケラチノサイト・神経細胞の相互作用と絡めた点で新規性があり、細胞の相互作用と物理刺激を多面的に捉えた研究となった。
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