研究課題/領域番号 |
18K09506
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57010:常態系口腔科学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
久木田 敏夫 九州大学, 歯学研究院, 教授 (70150464)
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研究分担者 |
久木田 明子 佐賀大学, 医学部, 准教授 (30153266)
久本 由香里 九州大学, 歯学研究院, 助教 (40729026)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 破骨細胞 / 骨芽細胞 / 石灰化 / 骨改造制御 / 血管 / 環境センサー / 骨改造 / 膜表面分子 / 質量分析 / モノクローナル抗体 / 血管内皮細胞 / 骨改造開始点・場の制御 / 免疫シナプス様構造 / 骨芽細胞表面分子 / 破骨細胞誘導 / 免疫シナプス / プロテオミクス |
研究成果の概要 |
石灰化制御を含む骨改造制御に関与する新規骨芽細胞特異的膜表面分子(A7抗原)を見出し解析した。質量分析により候補分子・インスリン受容体様分子(IRLM) を同定した。ウェスタンブロッティング及び PCR 解析により、IRLMは初代骨芽細胞が発現する膜表面蛋白質であることがわかった。IRLM抗体とA7抗体を用いてIP/IB法によりA7抗原がIRLMであることを強く示唆する所見を得た。IRLMは特定の培養環境に対するセンサーの機能を有することが報告されているため、初代骨芽細胞を特定環境で処理したところ、石灰化が有意に亢進した。骨組織においても本分子が環境センサーとして機能する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新規骨芽細胞特異的膜表面分子が骨改造において制御的な役割を果たしており、特定の環境因子のセンサーとして機能する可能性を見出した。本研究から導き出される骨改造制御に関する新しい概念に基づいて、新しい治療法を開発することが可能となる。超高齢化社会に入り骨疾患者が増加する一方にある我国において、本研究は社会的意義が極めて深い研究である。
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