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炎症性疾患におけるCX3CL1を介した破骨細胞前駆細胞の骨芽細胞層通過機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K09532
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57020:病態系口腔科学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

立川 敬子  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (70236537)

研究分担者 中浜 健一  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (60281515)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードCX3CL1 / 破骨細胞前駆細胞 / 細胞内カルシウム濃度 / 骨芽細胞 / cAMP濃度 / HeLa細胞 / RANKL / M-CSF
研究成果の概要

骨芽細胞とOPCの接触により破骨細胞分化因子であるRANKLとその受容体RANKの結合について検出する試みを行なった。RANKL、RANKそれぞれにnanoBiT(ルシフェラーぜ活性を持つ)のN末側とC末側を融合タンパクとして別々の細胞に発現させ、それらの細胞を共培養し基質を添加したところ発光が検出できた。本実験系にRANKLに対する中和抗体を添加したところ、著明な発光抑制が見られた。このことからRANK-RANKLの特異的な結合が検出できたと判断した。本結果は生細胞でのRANK-RANKL結合の検出を可能とし、骨粗しょう症に対する薬剤のスクリーニングに応用できる重要な発見である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

顎口腔外科領域において顎骨壊死や癌細胞の骨転移は診療を行う上で最も解決しなければならない問題である。これらに関わっているのがRANK-RANKL結合から始まる細胞内情報伝達機構である。本研究において、生細胞におけるRANK-RANKL結合を世界で初めて示すことができた。さらに、本実験系を薬剤のスクリーニング系に応用することで新規な低分子の骨粗鬆症薬や癌転移抑制剤の開発につなげたい。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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