研究課題/領域番号 |
18K09564
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57020:病態系口腔科学関連
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
山根木 康嗣 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (00434944)
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研究分担者 |
中正 恵二 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (00217712)
山田 直子 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (10319858)
野口 一馬 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (50309473)
西浦 弘志 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (90284760)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 扁平上皮癌 / 新生リンパ管抑制 / 転移抑制 / エピジェネティック阻害剤 / 口腔扁平上皮癌 / リンパ管新生 / エピジェネティック試薬 / 口腔扁平上皮f癌 / リンパ管新生抑制 / 腫瘍リンパ管新生 / 腫瘍血管新生 |
研究成果の概要 |
ヒト口腔扁平上皮癌細胞株およびリンパ管内皮細胞株における内因性血管新生抑制因子とその受容体の発現をヒストン脱アセチル化阻害剤、DNAメチル化阻害剤、mTOR阻害剤を作用させ網羅的に解析し発現が増加する因子の中で、Semaphorin関連因子に絞った。epigenetic modulatorの作用によりこれら因子の発現が増加しリンパ管新生が有意に抑制されたことから、リンパ管形成の制御にも血管抑制因子が関わっている可能性が示唆された。また内因性血管抑制因子はepigeneticな要因によって拘束されており、これらを解除する事で腫瘍新生リンパ管形成を抑制できる事が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔扁平上皮癌の発症率はわが国においても年々増加傾向にある。口腔扁平上皮癌は比較的早期に頸部リンパ節や肺転移を来たす事が指摘されており、頸部リンパ節転移を認めた症例ではその生存率は半減するといわれている。従って、口腔扁平上皮癌の治療成績の向上のためには、リンパ節転移および肺転移を抑制させる新たな治療法を開発し、外科・化学療法と併用して行う必要がある。 本研究では既知の薬剤(他の疾患の治療薬として承認済み)を用い、口腔扁平上皮癌が誘導する新生リンパ管形成を抑制する事を見出し、口腔扁平上皮癌のリンパ節転移および肺転移を抑制できる可能性を示した。
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