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キトサンナノパーティクル付与象牙質誘導デバイスによる細管象牙質再生

研究課題

研究課題/領域番号 18K09632
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
研究機関国立研究開発法人国立長寿医療研究センター

研究代表者

庵原 耕一郎  国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 幹細胞再生医療研究部, 室長 (60435865)

研究分担者 中島 美砂子  国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 口腔疾患研究部, 客員研究員 (20207773)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード象牙質再生 / 細管象牙質 / 象牙質誘導デバイス / 細管象牙質再生 / 生活歯髄切断 / 象牙芽細胞 / 歯髄幹細胞
研究成果の概要

研究成果の概要(和文):私共は歯髄・象牙質再生治療法の開発を行ってきた。今回、強度の高い細管象牙質を再生させることを目的として、象牙質誘導デバイスを開発した。まずin vitroにおいて象牙質誘導デバイスの最適条件決定およびナノパーティクルによる抗菌性を付与することに成功した。実際に象牙質誘導デバイスを適応して象牙質を誘導できるかをイヌ生活歯髄切断モデルにて確認した。この結果、象牙質形成を確認できた。また歯髄再生モデルにおける象牙質誘導を行ったところ、再生歯髄中に象牙質の形成がみられた。これより、象牙質誘導デバイスの象牙質再生の有効性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

象牙質再生の研究においてはMTAやBiodentinを用いた場合、in vitro, in vivoにおいて、骨様象牙質の再生の報告があるが、細管象牙質の再生ができた研究報告はない。骨様象牙質は、方向性がなく石灰化が不十分で脆弱、網目状である欠点がある。今回の研究結果より細管象牙質が再生されたことで、骨様象牙質による被蓋象牙質形成を改善し、強固で方向性のある細管象牙質で再生できるため、二次う蝕や歯髄炎を防止できる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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