研究課題/領域番号 |
18K09670
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
濱野 奈穂 神奈川歯科大学, 歯学部, 准教授 (30386833)
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研究分担者 |
井野 智 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (80257295)
福山 卓志 神奈川歯科大学, 歯学部, 助教 (10815682)
岩下 英夫 神奈川歯科大学, 歯学部, 助教 (60650851)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ニケイ酸リチウムガラス / CAD/CAM用ハイブリッドレジン / レジンコーティング法 / 接着強さ / 接着耐久性 / 表面処理 / シリカコーティング |
研究成果の概要 |
近年、歯科治療に対する患者の審美的要求は高まっており、ニケイ酸リチウムガラスを用いた審美治療が臨床でも広くおこなわれている。オールセラミック修復の長期安定のためには、補綴装置と支台歯を強固に接着させる必要があり、補綴物内面への表面処理は、長期安定性に大きく影響を及ぼす。そこで、ニケイ酸リチウムガラスに対し、レジンコーティングを含めた各種表面処理がレジンセメントとの接着に及ぼす影響を調べた。その結果、ユニバーサル型シラン処理剤とレジンコーティングの併用は、ニケイ酸リチウムガラスとレジンセメントとの接着強さを有意に向上させることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、臨床の場における患者の審美的要求は高まっており、且つ、MIの観点から、歯冠修復・補綴装置の厚さはより一層薄くなる傾向にある。それらに対応すべく歯科治療に応用されているニケイ酸リチウムガラスに対して、適切な表面処理法を見いだし、その耐久性が証明されれば、審美歯科治療の発展に大きく貢献できる。更には、シラン処理の効果が低いとされる高強度セラミックスに対する接着への応用も期待できる可能性がある。
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