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診療室で使用できる下顎運動シミュレーションシステムの開発と応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K09711
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関日本歯科大学

研究代表者

小見野 真梨恵  日本歯科大学, 生命歯学部, 助教 (60807460)

研究分担者 志賀 博  日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (50226114)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード下顎運動シミュレーションシステム / 下顎運動 / 上下歯列形状データ / 口腔外3Dスキャン装置 / 咬合接触状態
研究成果の概要

開発した下顎運動シミュレーションシステムにより、口腔外3Dスキャン装置で記録した上下顎歯列形状データと6自由度顎運動記録装置で記録した下顎運動データを統合し、下顎運動時の咬合接触状態を観察することが可能になった。次いで、側方咬合位におけるシリコーン印象材で咬合接触状態を記録後、開発したシステムによる咬合接触状態と比較し、両者が近似していることが確認できた。さらに下顎の任意点(例 下顎頬側咬頭頂)の位置座標や対向上顎歯列との距離などの数値表示が可能になった。下顎運動時の上下対向関係、咬合接触状態を定量的に評価できるようになり、臨床応用できる可能性があることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で開発した下顎運動シミュレーションシステムにより、下顎運動を視覚的に観察できるようになり、かつ定量的に評価できるようになった。従って、このシステムを用いることにより、異常な運動経路のパターンや運動の不規則化、不安定化などを見つけ出し、患者に説明ができるようになる。また、患者自身の運動経路をCAD/CAMシステムに応用することにより、患者固有の運動に調和した歯科補綴物を製作でき、さらに補綴物装着後に実際の下顎運動時の咬合接触状態を評価できるようになる。これらのことから、本研究の成果は臨床応用できる可能性があることが示唆された。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 下顎運動シミュレーションシステムによる咬合接触状態2020

    • 著者名/発表者名
      小見野真梨恵,志賀 博,丸山智章,上杉華子
    • 学会等名
      日本顎関節学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書 2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 診療室で使用できる下顎運動シミュレーションシステムの開発2019

    • 著者名/発表者名
      小見野真梨恵,志賀 博,丸山智章
    • 学会等名
      日本顎関節学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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