研究課題/領域番号 |
18K09721
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター(臨床研究部) (2020-2021) 岡山大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
山近 英樹 独立行政法人国立病院機構岡山医療センター(臨床研究部), 独立行政法人国立病院機構 岡山医療センター(臨床研究部), 歯科医師 (10294422)
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研究分担者 |
辻極 秀次 岡山理科大学, 理学部, 教授 (70335628)
森谷 徳文 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (60467751)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 骨 / 顎骨壊死 / 骨粗鬆症 / 骨粗鬆証 / 薬剤関連顎骨壊死 |
研究成果の概要 |
ゾレドロネート投与にて、新生骨では結晶構造が未熟なまま過剰な石灰化を示す骨が形成される。さらに骨の基質タンパクであるI型コラーゲンの架橋構造が、劣化(老化)しているものと思われた。同時に骨髄、末梢血中でリンパ球、サイトカインの解析から免疫応答の調整が乱れ、炎症の増悪・遷延化を来しやすい環境がつくられていると考えられた。これらの結果は顎骨壊死の病態解明に有効と思われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではMRONJを免疫機構の異常と結合組織基質タンパクの脆弱化が複合して発症する病態ととらえ、MRONJが引き起こしている免疫系細胞の異常、および間質細胞が造り出す結合組織基質タンパク構造の異常を示した。 これらの結果は、今後のMRONJの研究や、発症前診断、新規治療法の開発につながるものと思われる。
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