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ハイドロゲルと生体吸収性セラミックスを用いた多剤徐放が可能な骨置換型人工骨の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K09759
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関東北大学

研究代表者

永井 宏和  東北大学, 歯学研究科, 准教授 (50282190)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード骨再生 / 骨置換型人工骨 / 徐放性 / ハイドロゲル / 吸収性 / 生体吸収性 / 多剤徐放 / 生体吸収性セラミックス
研究成果の概要

本研究では,リン酸カルシウム系マテリアルとハイドロゲルマイクロ粒子とを複合化した薬剤徐放型人工骨を用いた新しい骨再生医療を目指した.
はじめに,低結晶性炭酸アパタイト顆粒およびハイドロキシアパタイト顆粒にBMP-2を吸着させた複合体を作製してラット背部皮下への移植実験を行い,薬剤徐放効果を確認した.続いて,炭酸アパタイト顆粒あるいはハイドロキシアパタイト顆粒とコラーゲンの複合体を作製してウサギ頭頂骨の欠損部への埋植実験を行い,良好な骨形成を確認した.さらにリン酸カルシウム系マテリアルとゼラチンハイドロゲルマイクロ粒子との複合体作製を試みたが上手くいかなかった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

骨欠損に対する治療のゴールドスタンダードは自家骨移植であるが,自家骨移植では採取できる骨の量や形態に限界がある.また,骨採取に際しては健常部に新たな侵襲を加えるという大きな問題があり,自家骨移植に代わる新しい骨再生医療への期待は大きい.本研究では,リン酸カルシウム系マテリアルとハイドロゲルマイクロ粒子とを複合化した薬剤徐放型人工骨を用いた新しい骨再生医療を目指した.リン酸カルシウム系マテリアルからの薬剤徐放効果が確認でき,コラーゲンとの複合体の移植実験では良好な骨形成が確認できたが,リン酸カルシウム系マテリアルとゼラチンハイドロゲルマイクロ粒子との複合体作製が上手くいかなかった.

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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