研究課題/領域番号 |
18K09806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
西條 英人 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (80372390)
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研究分担者 |
藤原 夕子 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (50466744)
疋田 温彦 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (60443397)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | イメージング / 再生医療 / 組織成熟 / 再生骨・軟骨 / 骨再生 / 組織再生 |
研究成果の概要 |
生体内における骨・軟骨成熟過程を観察可能なイメージング系の確立を行った。呼吸などによるマウスの体動を抑えることで、鮮明な画像が得られた。この系を用いた観察で、移植された細胞に対し、ホスト側の細胞が早期より接触し、組織再生に影響を与えていることを示唆する所見が得られた。また、体外にて軟骨ペレットとマクロファージの共培養を行い、マクロファージの状態によって軟骨組織再生に与える影響が大きく異なることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、骨、軟骨細胞移植時にホスト細胞が早期から移植細胞に直接接触していることを示し、細胞間相互作用がその後の組織再生に影響を与えていることが示唆された。また、マクロファージの性質により組織成熟が大きく左右されることが分かった。本研究で得られた知見は、軟骨をはじめとする硬組織の体外成熟法の確立に寄与するものと考えられる。
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