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口腔癌の骨浸潤・骨転移において神経ペプチドCGRPが果たす役割と骨破壊制御機構

研究課題

研究課題/領域番号 18K09811
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

吉岡 徳枝  岡山大学, 岡山大学病院, 講師 (50362984)

研究分担者 佐々木 朗  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00170663)
奥井 達雄  岡山大学, 大学病院, 助教 (40610928)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードCGRP / 癌性骨痛 / 癌骨微小環境 / 口腔癌 / CGRP8-37 / 癌性骨疼痛 / 口腔癌の骨浸潤・骨転移 / 神経ペプチドCGRP
研究成果の概要

カルシトニン遺伝子関連ペプチド(Calcitonin gene-related peptide: CGRP)は知覚神経のマーカーであると同時に神経興奮時に知覚神経軸索の末梢から放出される神経ペプチドである.本研究では知覚神経由来のCGRPが癌の骨破壊機構における癌細胞の増殖に果たす役割について調べた.CGRPは癌骨破壊病変において酸性環境は知覚神経を活性化させ,疼痛を惹起すると同時に,知覚神経から放出されるCGRPは血管新生を介して間接的に癌細胞の増殖を誘導すること,あるいはCGRP受容体を介して直接的に癌細胞の増殖を促進する可能性があることが示唆された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年では癌性骨痛の発現へのCGRPの関与を示唆する報告や前立腺癌においてCGRPは骨転移を促進するとの報告もあり,口腔癌の骨浸潤,骨転移においてもCGRPは促進的作用を有することが考えられる.本研究からCGRPは直接的にも間接的にも癌細胞の増殖を促進することが示唆され,この結果はCGRPを標的とした癌誘発の骨破壊や癌性骨痛に対する新たな治療法の開発が期待できる可能性を有している.

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 癌骨微量環境における神経ペプチドCGRPの役割に関する検討2019

    • 著者名/発表者名
      坂本裕美,吉岡德枝,奥井達雄,竜門省二,伊原木聰一郎,佐々木 朗
    • 学会等名
      第64回(公社)日本口腔外科学会総会・学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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