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歯の移動により生じる歯根吸収に対するHSP72の影響と歯根吸収抑制剤の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K09847
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57070:成長および発育系歯学関連
研究機関鶴見大学

研究代表者

新井 千博  鶴見大学, 歯学部, 非常勤講師 (10460221)

研究分担者 野村 義明  鶴見大学, 歯学部, 学内教授 (90350587)
花田 信弘  鶴見大学, 歯学部, 教授 (70180916)
中村 芳樹  鶴見大学, 名誉教授 (10097321)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード歯の移動 / HSP72 / 歯科矯正学 / 矯正学的歯の移動 / 歯根吸収
研究成果の概要

本研究の目的は、矯正力が引き起こす歯根吸収に対するHSP72の影響の解明と、HSP72の選択的機能阻害分子であるPifthrin -μが歯根吸収の抑制剤になり得るかラットを用いて検討することである。Pifthrin -μ投与群の矯正的歯の移動量は、対照群と比較して有意に減少した。歯の移動初期の歯根膜に発現する炎症性サイトカインの発現量は、Pifthrin -μ投与により増強する傾向が認められた。矯正力が引き起こす歯根吸収に対するHSP72の影響の解明には至らなかったが、矯正的歯の移動には何かしらの影響を及ぼす可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の目的は、矯正治療の偶発症の一つである歯根吸収を抑制する薬について検討することである。本研究の結果は、歯根吸収を抑制する薬剤の同定には至らなかったが、HSP72の選択的機能阻害分子であるPifthrin -μが、矯正学的歯の移動に何かしらの影響を及ぼすことが示唆され、学術的にも意義のある結果が得られたと考える。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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