研究課題/領域番号 |
18K09855
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
堀内 信也 徳島大学, 病院, 講師 (70263861)
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研究分担者 |
浜田 賢一 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (00301317)
田中 栄二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (40273693)
日浅 雅博 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 講師 (90511337)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 矯正歯科用接着剤 / イオン液体 / 通電剥離 / グラスアイオノマーセメント / ダイレクトボンディング材 / 剥離 / 解体性接着剤 |
研究成果の概要 |
ダイレクトボンディング剥離の際、接着による歯への損傷を避けるために、通電することをきっかけに簡単にはがすことができる「通電剥離性接着剤」の開発を行っている。 本研究課題では、口腔内環境での使用を想定し、本剤を水中へと浸漬しその効果を検証した所、試作セメントの接着強度は蒸留水中でも維持され、通電により接着強度が有意に低下することから、試作セメントの通電による剥離効果は蒸留水中でも維持できると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題で開発を試みている通電剥離性接着剤は、接着剤となる基剤にイオン液体を練和することで電気を流すと壊れるよう設計されている。本剤は、親水性の硬化反応を示すため、口腔内環境に長期間留置した場合にはイオン液体の接着剤から溶け出すことによって通電剥離効果が発揮されない可能性があったが、本剤の接着強度は蒸留水中でも維持され、通電により接着強度が有意に低下することから、接着剤の通電による剥離効果は蒸留水中でも維持されることが分かり、口腔内環境においても使用できる可能性が示された。
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