研究課題/領域番号 |
18K09864
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57070:成長および発育系歯学関連
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
六車 武史 北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (20343436)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | DLC成膜 / 矯正用アーチワイヤー / 水素含有量 / 矯正用ワイヤー / DLCコーティング / 矯正用材料 / 歯学 / DLC / 摩擦試験 |
研究成果の概要 |
本研究では、ステンレススチール製矯正用アーチワイヤーに条件の異なる2種類のDLC成膜条件で成膜し、水素含有量の定量を行い、矯正用ブラケットとの摩擦特性および高密着性、高柔軟性を検討した。その結果、2種類のDLC成膜の水素含有量はそれぞれ平均で23%、27%であり、ともに成膜厚さは0.3μm程度であった。摩擦特性、高密着性および高柔軟性は1種類のDLC成膜ワイヤーで優れており、マルチブラケット装置による歯の移動を考慮した際、効率的な材料となることが考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
DLC成膜はマルチブラケット装置による歯の移動を考慮した場合、矯正用ブラケットスロットをアーチワイヤーが滑走する際、アーチワイヤーのたわみによりDLC層の剥離や破壊を認めることがある。本研究で用いた成膜条件のうち、1種類のDLC成膜ワイヤーでアーチワイヤーへの高密着性、高柔軟性を示すDLC層の成膜を認めた。このことにより実際のマルチブラケット装置での歯の移動の際にも剥離や破壊を生じることなく摩擦の軽減が達成された。
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